見上げてごらんほら白い翼

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〜タイトル｢イビスは南へ｣下田逸郎

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サッカーアジアカップ決勝、李忠成のボレーシュートが決まってからの
余韻がいまだに残っています。

エジプトのムバラク政権崩壊。政権が交代すれば、前政権の悪事が暴か
れ、糾弾され、裁かれるものなのに、日本では政権交代の功労者がよっ
てたかって悪人にされて、起訴され、追放されようとしています。

イビス（Ibis）
エジプトに棲んでいるアフリカクロトキ。古代エジプトでは豊穣をもたらす
ナイル川の氾濫期の頃に渡ってきたことから神聖視され､　白いイビスを殺
した者は冒涜者扱いされ、過失であったとしても死刑にされた。
トキの頭をした人物として表現される、トト神の聖鳥として、知恵、学問
の神と言われている。ヘロドトスはその著｢歴史｣の中で､トキはアラビア
から春になるとエジプトに飛んでくる翼のある蛇を国の入り口で撃退する
と書いている。
ちなみに『イビスは南へ』は、下田さんがアスワンのヌビア人村に居候し
ていた時代に作った唄です。