【マルウェア事件簿】:メールアドレスご開帳

<img src="http://members.jcom.home.ne.jp/aisora2a/20081207mailto.gif">

自宅へ仕事を持ち帰り、Winny等のファイル交換ソフトを利用して暴露
ウィルスに感染し、自分のPC内の情報のみならず、仕事で使っていた顧客
などの個人情報がネット上に流出というのがお定まりの漏洩パターンです。

自分がWinny等を使っていなくても、家族の誰かが使用していたという
ことがあります。

Winny以外のファイル交換ソフトならばウィルス感染しないと勝手な勘
違いをする輩もいます。

もっともファイル交換ソフトを利用しなくても、PC内の情報が流出するケ
ースがいくつも考えられます。

最良の対策は、仕事で使うファイルは私物PCとは必ず別にすることです。
特に第三者の個人情報の取扱いだけは別だての、暗号化された専用PCにす
るべきです。

ネット上に個人情報が流出する古いパターンは、Webサーバーと顧客情報
データのサーバーを同居させていたために、顧客が入力した情報をそのまま
Web上に公開させてしまうというものでした。

最近では個人のホームページにメールアドレスを公開する際にも、@を全角に
したり、メアドを画像にしたり、無料Webメールにしたり、
フォームメールにしたりするのが当たり前になりました。

<a href="http://www6.big.or.jp/~beyond/akutoku/news/2008/1205-48.html">
<b>ネットで顧客アドレス閲覧可能に 14万人分、JALホテルズ(産経新聞
</b></a>

<a href="http://www.impression-net.co.jp/index.html">
<b>広告代理店、インプレッション
</b></A>

14万5052人分の氏名とメールアドレスが10月10日から12月4日までご開帳。
メール送信を委託した広告代理店、インプレッションの内部作業用のものが
外部からでも閲覧できる状態にあったそうです。
既にメールアドレス検索ロボットで収集され、出会い系の迷惑メールが届いて
いるはずです。