隠しつづけたけど そろそろあばいてしまい
〜タイトル「恋を渡る」下田逸郎
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再生紙の年賀はがき偽装から、コピー用紙や封筒などの全製品の古紙配合
率偽装。発端は日本製紙の内部告発メールの由。日本製紙、北越製紙、
三菱製紙、大王製紙、王子製紙といった大手、全納入メーカーが契約内
容より低い配合率で納入していたと白状し、コピー用紙にまでエコ偽装が
及んでいます。
「グリーン購入法施行後も(配合率は)努力目標と考えていた」、
法の理解不足なんて大嘘です。
製紙会社とは、もともと法令違反の常習犯なのです。
古くは、田子の浦のヘドロや江戸川の汚染問題。
地下水くみ上げによる地盤沈下。日常茶飯事の「排水の水質データ改ざん」、
廃棄物の違法埋め立てと土壌汚染。
ごく最近では、全国の228製紙工場(146社)を点検したところ、
これまで判明していた分も含め計25工場(15社)で「ばい煙データ改ざん」。
データ偽装、公害隠匿、環境偽装を繰り返してきた実績があります。
さらに環境汚染だらけの工場周辺には、自社で働く工場勤務者の社宅を意図的
に集中させて建築し、このために周辺住民の健康被害の実態が未報告なのです。
だから古紙配合率偽装なんて今さら平気です。
そんな製紙会社のためのラ・ロシュフコーの箴言
『我々の美徳は、ほとんどの場合、偽装した悪徳に過ぎない』
各社販売停止でコピー用紙が不足して、
さらに価格高騰を招かないことを願うばかりです。
それでなくても2月1日から値上げ予定です。
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