いかさまも 神様も きまじめも あぶないのも・・・
〜タイトル「流れの岸辺」下田逸郎
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財団法人 日本サッカー協会 会長殿
日本代表のW杯が終わりました。
いかさまなんて、もちろん通じませんでした。
神様監督や、きまじめな又は、あぶない選手たちを責める方たちはいるで
しょう。
でも、一番責任をとらなくてはならないのは、世界標準的に見ても、
その国のサッカー協会の代表者です。
今回の日本代表のキャッチフレーズは「SAMURAI BLUE 2006」・・・。
「サムライ」とは他人から指摘を受ける前に、
自ら責めを負う者を言います。
宣教師ザビエルが初めて、日本の鹿児島に上陸したときに、驚異と畏怖を
受けたのは、平然と腹を切れる 「サムライ」がいたからでした。
そして幕末、諸外国が蹂躙したアジアの中で独立を勝ち得たのも、 「サ
ムライ」を恐れたからでした。
今、この国の品位は危ういものとなりました。上に立つ者、頂点にいる者
たちが自ら責任を感じて、辞任することさえなくなり、言い訳だけに終始
するようになりました。
日本銀行総裁、そして日本サッカー協会会長・・・
彼は確かに日本サッカー界の大恩人であると共に大功労者です。
彼がいなければ日本サッカーのプロ化はありませんでした。
独裁者とか、いろいろ外野がうるさくとも私は支持して来ました。
すべては日本代表のために支持して来ました。
しかし、退き際は大切です。
晩節を汚すことなく、惜しまれて退場して下さい。
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